子である役をあがったものとする．このときの符計算の結果を \(x\)，上がった役の数(翻数)を \( n \) ，(子の)得点を \(f(x)\) とするとき，\( f(x) = x \times 16 \times 2^{n} \) と計算できる．
この \( f(x) \) は上記の式から線形であるので，
\( f(x+y) = f(x) + f(y) \) および \( f(\alpha x) = \alpha f(x) \) が成り立つ．
これらのことから，20符と30符の一覧表を覚えておけば，他の計算も行うことができる．
20符の一覧表(子)は1翻から順番に， 640(700) 1280(1300) 2560(2600) 5120(5200) 満貫，親は1.5倍，実際の点数は十の位を切り上げたものとする．
30符の一覧表(子)は1翻から順番に， 960(1000) 1920(2000) 3840(3900) 7680(7700) 満貫，親は1.5倍，実際の点数は十の位を切り上げたものとする．
40符2翻 = 20符2翻+20符2翻 = 1280+ 1280 = 2560(2600)
50符1翻(=25符2翻) = 20符1翻 + 30符1翻 = 640 + 960 = 1600(1600)
70符2翻 = 20符2翻+20符2翻 + 30符2翻 = 1280 + 1280 + 1920 = 4480(4500)
70符3翻 = 20符3翻+20符3翻 + 30符3翻 = 2560 + 2560 + 3840 = 8960(満貫)
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