OpenWrt を 23.05.5 から24.10.0へアップグレードしたときのメモ。
事前準備
設定のバックアップ
sysupgrade でも設定が初期化されるらしい。
LuCi の画面をスクリーンショットするのと、/etc/*を他のサーバにバックアップした。
新ファームのダウンロード
公式よりファームを作業用PCにダウンロードしておく。
アップデート作業
アップデート
luci で実施。アップグレードにしばらく時間がかかるので放置しておく。
再設定
アップグレード直後のアドレスは、192.168.1.1/24 となっている。PCのアドレスを変更しLANケーブルで直接接続する。当方では直結で問題なかったが、リンクしない場合はスイッチングハブ経由で接続するとうまくいくかもしれない。
ユーザID root パスワードなしでログインする。
マネージメントポートの設定
ネットワークを分けてなければ、eth0に設定すればよい。ネットワークを分けておりLANの口が少ない場合(例えばLANポートが1つの機器)はtag VLANを利用することになるだろう。おおよその手順は次の通り。VLANインタフェース eth0.130(VLAN番号が130の場合)の作成→ブリッジインタフェース br-lan130 の作成→ IPv4 lanインタフェース lan130の作成→ IPv6 lan インタフェース lan130_v6 の作成。
再設定
マネージメントポートの設定ができたら、OpenWrt機器と設定用PCのネットワーク設定を元に戻し、再設定作業を継続する。
現在、スクリーンショットで保存していた設定を戻しているが、Interface 関連や Wireless 関連で 23.05.5 と 24.10.0 の設定の違いはないようだ。
動作確認して完了。
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