Proxmox Backup Server(以下PBSと略)でQuadstor VTLを利用してみる。
Quadstor VTLのインストール・設定
Quadstor VTLを設定し、VCartridgeまで作成しておく。こちらのページ参照。
PBSのiSCSI設定
PBSからQuadstor VTL(以下VTLと略)へのアクセス方法としてはいく種類かの方法が用意されているが、ここではiSCSIで接続する方法を説明する。
以下のコマンドでiSCSI関連コマンドをインストールする。
# apt -y install open-iscsi
つづいて/etc/iscsi/iscsid.confの以下の行を
node.startup = manual
次のように変更する。
node.startup = automatic
修正が終わったらOSを再起動しておく。
OSが起動したらターゲット(Quadstor VTL)の検出を行う。以下はコマンド実行と検出例。
# iscsiadm -m discovery -t st -p 192.0.2.10
192.0.2.10:3260,1 iqn.2006-06.com.quadstor.vtl.(仮想ライブラリ名).autoloader
192.0.2.10:3260,1 iqn.2006-06.com.quadstor.vtl.(仮想ライブラリ名).drive1
192.0.2.10:3260,1 iqn.2006-06.com.quadstor.vtl.(仮想ライブラリ名).drive2
つづいて、検出したデバイスに接続する。
# iscsiadm -m node --targetname iqn.2006-06.com.quadstor.vtl.(仮想ライブラリ名).autoloader --login
# iscsiadm -m node --targetname iqn.2006-06.com.quadstor.vtl.(仮想ライブラリ名).drive1 --login
# iscsiadm -m node --targetname iqn.2006-06.com.quadstor.vtl.(仮想ライブラリ名).drive2 --login
確認コマンド
# iscsiadm --mode session
ここまでで、PBSでVTLを利用する準備ができた。
続きは気が向いたら書くかも。
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