WLX313とWLX212系の管理機能の違い

WLX313

WLX313の価格の安さにつられて(価格.comでWLX212よりやすかった)買ったのだが、WLX212系機器(WLX212,WLX222,WLX322,WLX323,WLX413など)と管理方法が違うということに購入後に気づいてしまった。

コントローラー機能の違い

大規模な外付けコントローラーが必要なC社やH社やその他とは違い比較的簡易なコントローラー機能ではあるが、WLXシリーズにはコントローラー機能が機器本体に内蔵されており、標準機能として(追加の費用なしで)複数のAPを一元管理することが可能である。WLX313は無線LANコントローラー機能、WLX212系機器 (WLX212,WLX222,WLX322,WLX323,WLX413など)はクラスター管理機能と呼ばれる機能である。これらの機能はWebブラウザから利用することが可能である。

WLX313とWLX212系機器との管理機能のもっとも大きな違いは、WLX313のコントローラー機能で管理できるのはWLX313のみだが、WLX212系のクラスター管理機能はWLX212系機器で構成可能という点であろうか。

YNO(Yamaha Network Organizer)

YNOとは「多拠点のヤマハネットワーク機器をクラウド上で監視・管理することのできる統合管理環境を提供する機能」であるが、WLX313はYNOで管理できない。

Radio Optimization機能

この機能は、「無線APのログ情報に基づいた周辺の無線環境の情報、無線APに接続されている無線端末の情報、ユーザーが設定する無線LANの利用イメージ情報を総合し、無線AP自身が設定変更の判断をして自動で設定変更する機能」とのことであるがWLX313にはこの機能はない。

結局

WLX313は今となっては古くなった機器ではあるけれども、管理機能に関しては、アパートの一室で利用するには不要な機能ではあるし、あと数年は十分に通用する機器だと思う。

最後に要望だが、上記の機能(WLX313はほとんど持ってないけど)より、sshサーバ機能とか管理画面のhttps化のほうが重要じゃね?

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