PVEの管理画面は8006/tcpで暗号化通信の待ち受けを行っておりますが,PVE標準ではこのポート番号を変更する機能が用意されておらず,通常利用すると思われる443/tcpポートに変更することはなかなか難しいようです.
たまたまですが,squidをhttp proxyサーバに指定してPVEにアクセスしたのですが,squidのデフォルト設定では443以外のSSL通信は拒否されます.これを接続するようにするためには,PVEの待ち受けポート番号8006をsquidの定義に追加する必要があります.
/etc/squid/squid.confに以下の定義を設定します.
acl SSL_ports port 443 8006
定義を有効にするためにsquidを再起動します.
systemctl restart squid
これで,squid経由でPVEに接続することができるようになりました.
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