LibreELEC(kodi)専用PCに接続した(USB-DAC~ディジタルアンプ経由の)スピーカーから音楽を聴くようにしているのだが、いろいろ不満なところが出てきた。
LibreElecの不満点
Webでの操作
- プレイリストが保存されない。
- 古い情報がそのままのこっちゃう
LinuxベースOSなのに使いにくい
- rootのパスワードの変更方法がわかりにくい
- HTTPS化はできるがサーバ証明書はどうやって更新すんの?
- 自由にアプリケーションをインストールできない(apt installできない)
などにあった。
OwnToneはこれを解消できるか検証してみる。良ければこちらに変更する。
owntoneはUSB-DACを取り扱えるのか。
owntoneのドキュメント
公式ページを参照のこと。
https://owntone.github.io/owntone-server/
環境の選択
公式ページを参考にどの環境にOwnToneをインストールするかを考える。Debian(Ubuntuは?)については、「OwnTone は、Debian メンテナーの不足と Web UI に関する Debian ポリシーの問題のため、公式の Debian リポジトリにありません。」とのことなので、いったん候補からはずす。ところでWeb UI に関する Debian ポリシーの問題ってなんなんだ?
だが…色々調べているとubuntu(workstation)がオーディオまわりで便利そうなのでubuntuにしてみる。
OSのインストール
ubuntu workstationを新規インストール。
chrony,autofs,net-toolsのインストールおよび設定
owntoneのインストール
公式の構築のページの通りにすすめる。特に問題なくインストールできた。
なおどうでもいいことであるが、chromeで公式ページを日本語に翻訳するとBuildingという単語が「建物」と訳される。
音楽ライブラリの構築
ネットワークの状況によって影響を受けないようにファイルサーバにおいてある音楽ファイルをローカルディスクへrsyncで配置する。同期が終わったらアクセス権を設定する。
# chown -R owntone.owntone /srv
つづいて、/etc/owntone.confのlibraryセクションのdirectoriesに上記のディレクトリをセットする。
プレイリスト関連
OwnTone は M3U および PLS プレイリストをサポート。Webインタフェースやアプリからプレイリストを変更するためには、/etc/owntone.confのlibraryセクションに以下の定義を行う。
allow_modifying_stored_playlists = true
出力で問題
OSからはUSB-DAC~アンプ~スピーカーに音が出せているのだけれども、owntoneではどうやっても音が出てこない。
ubuntuだからか?とおもいFedora Workstationにインストールしても同じ結果であった。
MPDをインストールしてみる
あれ?これもUSB-DAC経由では音が出ないようだ。
owntone+オーディオインタフェース
私の腕ではUSB-DAC(HP-A4)経由で音を出すのは無理そうなので、{owntone,mpd}+UR22mkII~中華デジアン~スピーカで試してみる。
残念ながら、これでも出せなかった。
volumio
volumio(x86版)ではすんなりと音を出すことができた。
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