実家のサーバが壊れたみたい。手持ちの機器でいろいろやりくりしてみた。
ところで現在 intel NUC(下位機種ばかりだけど)を 5 台ほど所有している。今回でこわれたのが 4 台目となる。平均稼働年数はおよそ 3~4 年というところか。NUC5i3RYH などは運用中に相当熱くなっているのでそれで寿命が短いのかもしれない(短いのか?)。ただ当方の使い方が悪い(24 時間 365 日動作するサーバとして使っていた)というのもあるが…
旧実家サーバ
実家の旧サーバは NUC5i3RYH であった。マザーが壊れたみたいで、電源ははいるものの OS が起動しないばかりか POST 画面さえでてこない。
新実家サーバ
手持ちの機器といってもそんなに余裕があるわけではない。当然お金もない。しかたがないので、比較的稼働率の低い NUC6CAYB(volumio サーバとして利用)を利用することにする。
これで自宅で稼働している Intel NUC はなくなった。サヨナラ NUC そして今までありがとう。
実家サーバの復旧
旧実家サーバ NUC5i3RYH から 2.5 インチの SSD を取り出して、NUC6CAYB に取り付けた。NUC6CAYB には 4GB しかつけていないのでメモリも移設した(メモリは DDR3L の SO-MIMM で NUC5i3RYH と同じである)。
ディスプレイとキーボードを接続し、一旦起動させる。このままで OS(はいっている OS は PVE である)は正常に起動するがネットワークに接続できない。コンソールで作業を行う。/etc/network/interfaces 内に記載してあるネットワークインスタンス名を現在のものに書き換え再起動する。これで完全復旧した。
volumio サーバの残骸
さて、volumio サーバの残骸である。現在、システムと音楽ファイルが入っている HDD、USB-DAC・中華デジアン・ブックシェルフ型のスピーカーが残されている。
PVE サーバがありこれにつなげて有効活用したいのだが、上記の機器とはなれていて結線することがちょっと難しい。そこでサーバを一台調達することにした(お金の調達はどうするんだ?)。
新 volumio サーバの機器
新サーバは Deskmini110 とした。これは frigate が動作していた機器である。実は新規に調達した機器は frigate サーバに利用した。
新 frigate サーバ
AOOSTAR の N1-box という intel N100 搭載の小型 PC を購入した(19,980円)。t-box をポチったつもりだったがこれが届いた。旧 frigate サーバで利用していた 2280 の SSD が利用できたので結果オーライ(t-box は 2280 が搭載できない)。
メモリは DDR4(SO-DIMM)の 8GB が搭載されていた。メモリスロットは 1 つのみ、32GB のモジュールが利用できるとのうわさがある。SSD は NVMe(2280) の 256GB が搭載されていた。SSD にはなんとか 11 という OS が搭載されていたようだが、Deskmini に移植してソッコーでフォーマットした(実際にはテストで ubuntu を入れてみた)。
マシンの移行についてはここ。
volumio の移行
NUC6CAYB から取り外した HDD を Deskmini に搭載してみる…
と、そのまえに、N1-box から取り外した SSD が利用できるかどうか確認するためにその SSD に ubuntu server 22.04 LTS をインストールしてみた。特に問題なく動作しているようだ。
この SSD はそのままに HDD を取り付けて HDD からブートしてみた。がうまく起動しない。なんかエラーはいてシングルモードになってしまう。しかたがないので、volumio を新規インストールすることにする。この後の設定はここにまとめる。
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